好きなミュージシャンでも好きだからこそ好きになれない曲というものがある。それはそのミュージシャンを愛しているが故なのだと思う。
なので敢えて今日はなんだか好きになれない曲を集めてみようと思う。
スピッツ / チェリー
まずはこれ。
スピッツはめちゃくちゃ好きなバンドの1つで、初めてアコギを買って練習した思い出の曲。
なのに今聴くとなんだか腑に落ちない。
いや、良い曲なんだけど、Spotifyの再生回数がスピッツの中で1位ってのが納得いかない。
ロビンソンとか楓とか、そっちの方が俺は好きなんだけどなぁ。チェリーは王道すぎるからなのかな。
3, 40代の人は世代だから懐かしく思って聴くから再生回数も多いんだろうけど…。
Van Halen / Jump
VHで1番有名でハードロック興味無い人でもそもそも洋楽自体聴かない人でも知ってる名曲。
なんで嫌いかというとシンセサイザーの音がVH本来のサウンドと違ってるから。まあ1984年はシンセの時代だからレコード会社はそういうところに焦点を当てて作らせたのは容易に想像つくけど。
ただギターソロはやはりVHらしくてかっこいいとは思うけど1984だったらJumpよりHot for Teacherのが断然好きだなぁ。
Aerosmith / Angel
エアロって正直Draw the Lineまでだよね、って思わずには居られない曲。
あからさまなバラードすぎて本当によくわからない曲で、なんでこんなに人気があるのかもわからない。
エアロの良さはブルースとハードロックの中間のポジションだから良いのであって、単純にこういうスティーヴンのうるさいボーカルにこの曲調は合わない。
ただ、エアロのバラードは割と名曲も多くて次作のWhat it Takesなんて夕方聴いたらエモーショナルで泣いちゃうくらいの名曲なので一括りにエアロはDraw the Lineまで、とは言えなかったりもするんだよね。
Mr.Children / 記憶の旅人
ミスチルは世界一好きなバンドだしこういうメロディを平気で作っちゃう桜井さんはやはり天才だなと思うんですが、これはちょっと惜しい。
歌詞に重きをおく人間は好きじゃないけどミスチルといえば普遍的な良い歌詞を書くバンドなのでミスチルに関しては歌詞とメロディを切り離すことはできないと思うんです。
何がダメなのかというとその歌詞の部分が記憶の旅人が主題歌になった映画の内容に沿いすぎてて全然普遍的じゃない。
「永遠」もそうだけど最近のミスチルの映画主題歌は映画にとらわれすぎてる気がする。
過去の旅立ちの唄とか花の匂いとか、もっと良い曲作れるはずなんだよね。だからちょっとガッカリした。
L'Arc〜en〜Ciel / FOREVER
この曲はいかにもtetsuが作ったと言わんばかりの曲で疾走感のあるメロディが良いですね。
ただね、この程度の曲ならラルク以外でも出来るはずなんですよね。
だから、ラルクにこれを求めてない感がすごくてなんか陳腐だし単純に好きじゃない。
その上ラルクには「永遠」って曲名の曲があるのに同じ意味のFOREVER?なんかよくわからない(ちなみにミスチルもForeverと永遠という曲が混同してる)
俺が今ラルクに歌ってほしいのは花葬とかforbidden lover、いばらの涙みたいなダークな曲なわけです。これは個人的すぎる意見ですが。
まとめ
まあ人の好みは様々なのでこれを読んでくれた人が俺の意見に流されることは絶対にやめてほしいし(あくまで個人的な記事なので)、あと誤解しないでほしいのはこの記事で取り上げたバンドはどれも大好きなので、大好きだからこそたまにガッカリしてしまうのを承知して下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
草々。